空手の技術研究

月刊空手道にて好評連載中!【空手技術開発プロジェクト】 未だ明かされなかった空手の極意・秘術・奥義が今ここで・・・!

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月刊空手道連載用 特別編 第49話 空手の呼吸 NO.2

人間の体は、うまくできている。どんなに筋肉を付けてもクワガタムシなどのように、小さく体を折りたたみ納めることができる。よく余計な筋肉を付けるな。と言うことを耳にするが、私の考え方は、余計な筋肉など無いということだ。昔から何々とハサミは使いようと言うではないか。筋力もあるに超したことはないのだ。つまり目的とする種目のパフォーマンスを高めつつ、同時に筋力を養うことである。
ただ、気を付けなければならない点は、怪我や病気をしないこと。筋力を付けることにり体に負荷がかかりすぎ、肉離れやアキレス腱の断裂などを起こさないようにすることと、タンパク質の取りすぎによる内臓疾患などに注意することである。

呼吸もまた然りである。呼吸をし過ぎると過呼吸状態となり、体にしびれが起こる。当然、体が弱ると呼吸も弱くなり、どんどん小さな呼吸となり、仕舞いには呼吸が止まり死に至る。
呼吸は、人間の体を維持するのに絶対に必要なものであり、体と連動し行われるものである。つまり、弱い呼吸で強い動作が行えるか。ということである。動作が強くなれば、必然的に呼吸も強くなるのである。ましてや、空手などの瞬発力を必要とする身体操作においては、強い呼吸が起こせなければ、強い技など出ないのだと言うことを理解しなければならないであろう。
世の中には、まだまだ昔の達人は凄かったなどと手品や幽霊やUFOや宇宙人をみるような幻想をふくらまし、唱える輩がたくさんいる。しかしながら今のトップアスリートの身体操作は、昔の達人を超えていると言っても良いくらいの進化を遂げていることを知るべきであり、各自の認識能力以上の技術は、例え、目の前で繰り広げられたとしても、見えないし理解できないものなのである。
はっきり言うと、空手競技の形の審判がそうである。私自身が日々審判員を勤めているから言うのだが、審判本人の認識能力以上の技は見えず、その判定が誤審であることに気が付きもしないのである。
空手界の審判団は、基本的にボランティアなので、これが限界なのであろう。

さて、話を戻すが、空手と呼吸はその全てが繋がっている。前話で、以下のことを書きましたので、思い出していただこう。
空手と呼吸はその全てが繋がっている。ではここで皆さんに、実際に私の言うことをやっていただこう。まずは、息を限界まで吸ってみてください。次に、限界まで息を吐いてみてください。どうでしょう。自分の呼吸の限界を感じていただけましたでしょうか。この限界も、実は幻想にしか過ぎなく、今あなたが感じた限界は、本当の限界ではありません。息はもっともっと吸えるし、また、もっともっと吐けるのです。
と書きましたが、ここで答えを明かしましょう。
それは、引き手や蹴込みなどの身体操作に伴い、空手の動きの中に自然と組み込まれている動きです。キックボクシングなどの完全にスポーツ化してしまった動きの中には、目に見えて行われなくなってしまっている身体操作ではないでしょうか。
息を吸いきった後に、・・・と更に息が吸えます。・・・と、又更に息が吸えます。この順番が逆でも同じです。息を吐くときは逆の体の使い方をします。
答えは以上ですので今回のお話はここまでにしておきます。後は、皆さんで創意工夫して空手の技に生かしてみてはいかがでしょうか。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.471、2009年9月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)
第50話につづく。

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月刊空手道連載用 特別編 第48話 空手の呼吸

型の三要素、体の伸縮・力の強弱・技の緩急。これは松濤館の基本である。なぜ、組手のチャンピオンは松濤館の選手が多いのか。それは、・・・動きを日々稽古しているからで、(それに加えて、肝を据え気迫を込め真っ直ぐ前へ一歩も引かず。と言う考え方。気構え。現代用語ではメンタル面も大きく影響していると思われる。)・・・は、楽に出来てしまうようになるからであると私は感じている。
この考え方は、まさにこの松濤館の型の三要素に表れている。と言えるだろう。

空手は基本・応用・変化であり、型の三要素は基本の考え方。稽古方法についてである。このことを知らず、気が付かず、至らない者が、他の批判をするのであり、行き着くところは空手に限らず皆同じ所で、そこからお釈迦様のように見下ろし眺めているものだ。
基本を徹底的に積み、応用技が入った型を学び、基本組手・約束組手で、実際に敵を想定した相手と手合わせし稽古を積み、自由組手ともなれば変化であり、変幻自在に敵を操り倒すわけで、お互いの心がルールで何でも有りである。つまり、もっと・・・敵を倒しても何でも良いのである。

初めから・・・稽古を積んで、強くなれればそれでも良かろう。しかし世の中はそんなにあまいものではない。そこに至らない未熟者が・・・稽古を積んで強くなろうなど、幻想にしか過ぎない。と言うのが松濤館の考え方ではないかと私は感じる。
だから、松濤館の型は特に強い呼吸が必然的に行われる結果となる。しかしこのことは松濤館に限らず、一流選手であれば当然、強い呼吸の音がするものである。勘違いしてはならない。空手は、基本・応用・変化なのであるから、型はこれで良いのである。

そして前置きが長くなったが、空手と呼吸はその全てが繋がっている。ではここで皆さんに、実際に私の言うことをやっていただこう。まずは、息を限界まで吸ってみてください。次に、限界まで息を吐いてみてください。どうでしょう。自分の呼吸の限界を感じていただけましたでしょうか。この限界も、実は幻想にしか過ぎなく、今あなたが感じた限界は、本当の限界ではありません。息はもっともっと吸えるし、また、もっともっと吐けるのです。
この体の使い方を知ると、空手の合理的な動きを理解することが出来、私の言う強い呼吸・技を理解できるようになると思います。
以前、大きな声を出させるためには、大きく息を吸って、はい。と指示するだけで、見違えるようなもの凄い大きな声を出させることが出来る。呼吸と声・気合いは繋がっている。と言うようなお話はしています。

手品や催眠術ではないのですが、明かしてしまうと、なんだそんなことか。といったものになってしまうでしょう。今の時点では、この地球上で、このことを知っている人は、ほぼいないのではないかと思います。
私は、もう5年近くもこの連載で、全てを明かし続けています。もったいないから、もう今回は明かすのをやめようかな。ということで・・・

もし、ご意見・御要望などがございましたら、私のブログ 子供が変わる!人生が変わる!ゼロから始める 空手道 http://ameblo.jp/13131/ までお寄せください。
それによって、次号で明かすか永遠と封印するかを検討したいと思います。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.469、2009年7月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)

第49話につづく。

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月刊空手道連載用 特別編 第47話 勢いをぶつける、振り、乗り、回転ステップ NO.2

勢いをぶつける、振り、乗り、回転ステップだが、前回の形状記憶の術をイメージしていただき、脱力し、上中下の丹田や重心の支点を利用し、片足を投げ出した後、形状記憶させることで推進力を得たり、軸足を脱力し進行方向への推進力を更に高めます。あるいは、床に対しピポットターン的に片足を差し出します。次に、脱力により体の急速落下が始まります。重心の支点や上中下の丹田が作用し、つっかえ棒の足とは逆方向に体が飛んで行きます。次の重心の支点や上中下の丹田の作用を利用し、足を置いたり、また次のステップやリズムや、つっかえ棒の足を差し出します。これらの連動する動きの中で、運足や転身が行われます。その動きの中には、腰の切り替え・回転や、足のスイッチ・切り返しなどの様々な要素が取り込まれ、全く敵が予想もつかない、身体操作・位置取り・動きとなるのです。技は、これらの動きの中で自然に繰り出されます。

これに加え、四方八方への体の振りや、その3次元への手足の振り、また、下からかちあげるような動作や、敵に乗りかかってしまうような体の使い方などを行うことで、更に進化した空手の動きとなります。そして、もう少し書き加えたい動きがあります。それは、左構えで動くと人間の自然な動きの中で、…して行く傾向があり、右構えで動くと、…して行く傾向がある。ということで、その、自然な動きをうまく利用できると、相当な動きができるようになることでしょう。また、追い突きは、胸側方向に。逆突きは背中側方向に回転力を得られる傾向も、感じています。分かり易い説明を致しますと、昔の稽古方法で逆突き刻み突きの連続技を繰り返し、左構えの時は自然と右回り。右構えの時は自然と左回り。となるものがあったことを、記憶しています。空手の研究を重ねていると、意外な人間の動きに気が付かされるものです。


(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.467、2009年5月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)

第48話につづく。

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月刊空手道連載用 特別編 第46話 勢いをぶつける、振り、乗り、回転ステップ NO.1

空手の勝負では、得てして勢いに乗った方が勝つものである。勢いに乗るとは、いろいろな要素があるが、今回は動きの勢いで説明してみよう。競技で言うと縦横無尽に動き回れ、コートの端から端まで瞬間移動やワープするかの如く瞬時に移動できた方が、当然、有利である。実際に移動しなくとも、それができるということは自信と余裕を生む。

いつも指導で、生徒達に声を掛ける。右に行ったら左、左に行ったら右、斜めもあるぞ。右手の次は左手、左手の次は右手、手行ったら足、足行ったら手、リズムを変えろ、間を変えろ。スピードを変えろ。上段行ったら、中段、中段行ったら上段、下段もあるぞ。等。
先を取って瞬時にタイミングを外す。敵の予知できぬ動きで、予知できぬタイミングで、予知せぬ場所へ瞬間移動・ワープする。敵は、気が付いたら倒されている。壁まで飛ばされている。これは、間合いと、角度、タイミング、体の使い方で、可能となる。
動いている敵の急所の一点を狙って攻撃する。ならば、…れば勝ちである。それは武道・武術の真剣勝負であろうが、競技の真剣勝負であろうがいっしょである。なぜならば、…のだ。つまり、…だけ極めれば勝ちなのである。

さてここで本題に入る前に、まずは、過去に書いた以下文章をもう一度思い出していただこう。
2次元ではなく、3次元に自在に体を動かすことができた方が、敵に対し、体の使い方としては確実に優位に立つということが言えるでしょう。
では、このような3次元の動きをするためには、なにをどうすれば良いのでしょうか。それは、まず第一に体を柔らかく使う。と言うことですが、得に足腰のうちの、足首・膝・股関節そして、腰。また、お腹・胸・背中・肩・首と、人間の体で言うところの体幹を、まずは、柔らかく使えれば良いでしょう。
実は、非常に重要なポイントがあります。それは、…していきます。
宮本武蔵が、五輪書で、「我が兵法では、足づかいで変わったことはしない。普通に道を歩くようにするだけである。」と、言っているのは、将に、このような人間の体の自然な動きが重要である。という意味合いも含むものと、私は感じるのです。
では、これらのことをふまえ、これまで書かせていただいてきました文章に新たな説明を加え、今回の本題に入ろう。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.464、2009年2月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)


第47話につづく。

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月刊空手道連載用 特別編 第45話 形状記憶の術

空手の攻防には、体の伸縮が必ず伴う。攻撃時には、体全体が伸びる。防御時には、縮む。いつでも攻防の展開が図れるよう常に程良く体を縮めておかなければならない。しかし、過ぎたるは及ばざるがごとしで、あまり縮みすぎても良くない。例外として、我々松濤館の受け技には、全てと言って良いくらいに攻撃の意味が内包されている。こういうときは受け極め一致で、受け技がそのまま攻撃技として、相手は既に倒れている。第40話にて、剛柔流は敵に触れてからが勝負であることに対して、松濤館は、敵に触れたときには敵は既に倒れている。と説明させていただいた部分である。

どちらにせよ、受け極め一致で体が伸びて技が極められるように常に体は程良く縮めておく必要がある。コツは、・・・である。やはり、これも例外があり、伸びて受けを極めて、伸びて攻撃を極めるときも多々ある。しかし、自由組み手ともなれば、基本→応用→変化にて、何でも有りである。いつ如何なる時にでも、びゅんびゅんと技が繰り出せ、変幻自在であることが求められる。その為に必要な要素が、私は、体の・・・や、体の・・・や、・・・、であると思っている。いわゆるムチ身などといった、柔道で言うところの粘り腰である。どんなに投げや足払いをくらっても、ぐにょ~と粘り、絶対に倒れない。私はこの粘りや技の幅のことを、“動きの幅”とも呼ぶ。

ウエートトレーニングでも同じようなことが起こる。柔軟運動(ストレッチなど)にしてもまた同じである。稽古不足・練習不足の時は、この幅が非常に狭くなり、極端な表現で言うと、カッキン、コッキン、カッキン、と、とても固い動きとなり、すぐにふらついたり倒れたりしてしまう。
空手の形や組手でも全くその通りで、極めが分散し、ビュン、ピタ、バシン、と極まらない。トレーニングや柔軟運動(ストレッチなど)では、すぐに限界が来てしまい、それ以上どうにもならない。日々稽古や練習ができているときは、限界だと感じてからずっと先が本当の限界になる。または、いくらでも続き、限界って何?となる。

そしてやがては、何をやっても、ここまで達さなければ気が済まなくなる。また、それがくせになる。
人間は、くせになる生き物である。皆さんは、ぜひ、良いくせをつけて下さい。パチンコをやる人は、いつもパチンコをやらなければいられない。お酒を飲む人は、いつもお酒を飲まなければいられなくなる。それが高じると益々お酒を飲むようになり、そのうち、手が震えアルコール中毒になっている。前科26犯などの泥棒さんがいる。他人の物を盗まなければいられなくなってしまっている。
きっと、いつも勉強している人は、勉強しなければいられない。勉強中毒になっていて、とても頭の良い人になっているでしょう。

本題からそれてしまいましたので、お話を戻し・・・つまり形状記憶の術とは、いつ如何なる時にでも、・・・絶対に崩されない体の使い方の術である。ということです。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.462、2008年12月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)


第46話につづく。

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