空手の技術研究

月刊空手道にて好評連載中!【空手技術開発プロジェクト】 未だ明かされなかった空手の極意・秘術・奥義が今ここで・・・!

第3話 敵をヘナヘナにしてしまう術

まず、相手と向かい合う時に、正中線(人間をまわる“こま”にたとえると、芯のところ。字の如く正しい真ん中の線。)を、両手で押さえるように構えます。

そのまま、前に出ます。相手が攻撃して来た場合、自分の構えた手を少しだけ動かして(受けて)あげれば、相手の攻撃の方向がずれ、抜けてゆきます。

これをしつつ、どんどん前へ出続けます。

すると相手は、出す技すべてを次々と封じ込められらてしまう為、どんどんさがって押され続けてしまいます。

やがて相手は、まさに手も足も出ない状態になり、ヘナヘナと、気を抜き取られた様になってしまうのです。

私は、この状態を1種の催眠状態に近いものではないかと、感じます。催眠とは、暗示にかかった状態です。

出す技すべてを、あまりにも次から次へと押さえ込まれてしまう感覚におちいり、“この相手には、かなわない。”と言う暗示(催眠)をかけられてしまうのです。

これには、いくつかコツがあるのですが、ここでは、割愛させていただき、第4話へいきたいと思います。

第4話に、つづく。

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第2話 気をぶつけると人は倒れてしまう

指導中、会員に説明をしようと、できるだけ相手になるような者を呼び、向かい合い、これから見本を見せようとすると、まだ何もしていないのに、後ろへ倒れこんでしまうことが多々あります。

こちらは、まったく意識していないのに、相手は、その“気”に倒されてしまうのです。

ここで、なぜなのかを解明します。

動物は驚くと、硬直するものです。人間も、過度に驚いた時、腰をぬかすことがあります。

わたしは、この軽度のものではないかと推測します。

我々、空手の修行を積んだ者の威圧感は、向かい合ったことのある者であれば、ご理解していただけるものと思いますが、

分かりやすい方法ですと、前から一気に相手との距離(間合い)を詰めることにより、この現象を技として利用することができます。

第3話に、つづく。

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第1話 空手の技術は進化している

空手の技術は進化している。空手も、他のスポーツや、武術、格闘技、などと同じように進化している。

分かりやすく言うと、タイムなどの記録に現せる競技が、日々新記録を出し続けていることをみれば、ごくあたりまえのことだと思います。

また、ここ15年位の空手の普及率には、驚かされます。

7・8年前、ロシアに空手指導に行った後輩から、ロシアのスポーツ人口は、サッカーが1位、空手が2位、野球が3位と聞きました。

どうも、世界的にもこのような傾向にあるようで、空手人口の増加にともない技術の進化もめざましいものがあるように感じます。

さて、ここで空手技術の研究となるのですが、我々空手を仕事としている者としては、日々が、鍛錬と研究の毎日でありますので、難解な表現にならぬよう、このページを御覧いただいております皆様全員に理解できますように、ひとつひとつ、より明解に説明させていただきたいと思います。

第2話に、つづく。

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