空手の技術研究

月刊空手道にて好評連載中!【空手技術開発プロジェクト】 未だ明かされなかった空手の極意・秘術・奥義が今ここで・・・!

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月刊空手道連載用 特別編 第45話 形状記憶の術

空手の攻防には、体の伸縮が必ず伴う。攻撃時には、体全体が伸びる。防御時には、縮む。いつでも攻防の展開が図れるよう常に程良く体を縮めておかなければならない。しかし、過ぎたるは及ばざるがごとしで、あまり縮みすぎても良くない。例外として、我々松濤館の受け技には、全てと言って良いくらいに攻撃の意味が内包されている。こういうときは受け極め一致で、受け技がそのまま攻撃技として、相手は既に倒れている。第40話にて、剛柔流は敵に触れてからが勝負であることに対して、松濤館は、敵に触れたときには敵は既に倒れている。と説明させていただいた部分である。

どちらにせよ、受け極め一致で体が伸びて技が極められるように常に体は程良く縮めておく必要がある。コツは、・・・である。やはり、これも例外があり、伸びて受けを極めて、伸びて攻撃を極めるときも多々ある。しかし、自由組み手ともなれば、基本→応用→変化にて、何でも有りである。いつ如何なる時にでも、びゅんびゅんと技が繰り出せ、変幻自在であることが求められる。その為に必要な要素が、私は、体の・・・や、体の・・・や、・・・、であると思っている。いわゆるムチ身などといった、柔道で言うところの粘り腰である。どんなに投げや足払いをくらっても、ぐにょ~と粘り、絶対に倒れない。私はこの粘りや技の幅のことを、“動きの幅”とも呼ぶ。

ウエートトレーニングでも同じようなことが起こる。柔軟運動(ストレッチなど)にしてもまた同じである。稽古不足・練習不足の時は、この幅が非常に狭くなり、極端な表現で言うと、カッキン、コッキン、カッキン、と、とても固い動きとなり、すぐにふらついたり倒れたりしてしまう。
空手の形や組手でも全くその通りで、極めが分散し、ビュン、ピタ、バシン、と極まらない。トレーニングや柔軟運動(ストレッチなど)では、すぐに限界が来てしまい、それ以上どうにもならない。日々稽古や練習ができているときは、限界だと感じてからずっと先が本当の限界になる。または、いくらでも続き、限界って何?となる。

そしてやがては、何をやっても、ここまで達さなければ気が済まなくなる。また、それがくせになる。
人間は、くせになる生き物である。皆さんは、ぜひ、良いくせをつけて下さい。パチンコをやる人は、いつもパチンコをやらなければいられない。お酒を飲む人は、いつもお酒を飲まなければいられなくなる。それが高じると益々お酒を飲むようになり、そのうち、手が震えアルコール中毒になっている。前科26犯などの泥棒さんがいる。他人の物を盗まなければいられなくなってしまっている。
きっと、いつも勉強している人は、勉強しなければいられない。勉強中毒になっていて、とても頭の良い人になっているでしょう。

本題からそれてしまいましたので、お話を戻し・・・つまり形状記憶の術とは、いつ如何なる時にでも、・・・絶対に崩されない体の使い方の術である。ということです。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.462、2008年12月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)


第46話につづく。

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テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ

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