空手の技術研究

月刊空手道にて好評連載中!【空手技術開発プロジェクト】 未だ明かされなかった空手の極意・秘術・奥義が今ここで・・・!

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月刊空手道連載用 特別編 第40話 力の強弱・体の伸縮・技の緩急

我々伝統空手の松涛館流派では、形の三要素と言われる重要な要素があります。それが、力の強弱・体の伸縮・技の緩急です。
前話で、ある剛柔流の先生のお言葉で、剛柔流は敵に触れてからが勝負です。というお話をお聞きし、御指導いただいたことがあります。と書きました。そこで、ご理解がより深まりますようにもう少し剛柔流と松濤館流の違いと、形についてのお話をさせていただきたいと思います。

空手は中国拳法の影響を受けている。或いは、流れを汲む。と言われています。剛柔流は中国拳法で言うところの南派で、小舟の上の足場の悪い近間で戦っていたものである。と云われ、松濤館流は、中国拳法で言うところの北派で、馬賊が馬に乗り、激しく動き回りながら戦っていた。と云われています。これらの歴史から、当然、剛柔流は間合いが近く、敵に触れてからが勝負。と言うことの理解ができます。松濤館は間合いが遠く、敵に触れた時には、その敵は倒れている。というような技がほとんどです。と言うことのご理解もいただけたことでしょう。我々松濤館流派にとっては、剛柔流は、その指導を受ければ受ける程、全く正反対の空手。といった感覚を受けます。実は、これらの特徴がそのまま受け継がれているものが、形なのです。

形は、先人達が幾多の戦いの中からあみ出した技の記憶装置。技の宝箱。と言ったところでしょう。また、この形文化は、東洋文化の最大の特徴とも言えるのではないでしょうか。つまり、我々空手家にとって、この空手の形を理解し修得することが必須であることは、火を見るより明らかです。幸い、我々伝統空手各派においては、100種類以上の形が脈々と受け継がれています。そして現在の世界ルールでは、この形種目の団体形競技は、分解組手が採用されていることは、我々にとって非常に有益である。と言えるでしょう。
この形と言うものは、もの凄いものです。それは、形の中の一つの技の解釈、形の分解組手は1種類ではない。ということで、幾通りもの解釈ができるのです。この東洋文化の最大の特徴とも言える形の素晴らしさは、我々空手家にとって先人達に感謝すべきことであり、また、非常にワクワクすることでもあります。

そこで、我々松涛館流派の形の三要素と言われる重要な要素である、力の強弱・体の伸縮・技の緩急とは、いったいどのようにすれば良いのでしょうか。また、どうすればこれが空手の技術開発につながるのでしょうか。それは、…して、戦うわけです。
力の強弱とは、力を入れたり、抜いたり。体の伸縮とは、伸びたり、縮んだり。技の緩急とは、スピードを入れたり、ゆっくりやったり。…です。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.455、2008年5月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)

特別編 第41話につづく。
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テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ

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