空手の技術研究

月刊空手道にて好評連載中!【空手技術開発プロジェクト】 未だ明かされなかった空手の極意・秘術・奥義が今ここで・・・!

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月刊空手道連載用 特別編 第39話 武器を作る。NO.3(技の居着き)

普通“居着き”と言うと、体がその場に居着くことを言います。“居着き”が起きてしまうと、敵にとって最大のチャンスとなります。通常この居着きを起こさせる技を考えるものですが、今回は、この居着きが起こらない為には、どうすべきかのお話をしたいと思います。では、空手で直接武器となる手や足による技の居着きのお話です。

ある剛柔流の先生のお言葉で、剛柔流は敵に触れてからが勝負です。というお話をお聞きし、御指導いただいたことがあります。現代社会にあって、今や四大流派全ての講習を受ける機会に恵まれています。逆に言いますと、我々空手指導者は、この義務講習が必須になっています。

三戦立ちになり両手を内受け(全空連外受け)に構えて、この剛柔流の先生に内受けの腕を引っぱられると体が引っぱられて移動してしまいます。逆にその先生に構えてもらい腕を引っぱっても、やはりこちらが動いて体が移動してしまうのです。前々話の、はつり職人さんのお話と一緒で、やはり昔から餅屋は餅屋と言うように、物事にはそれぞれの専門があり、その道のスペシャリストにその道で勝とうなど土台無理な話なのです。我々が勝てるとすれば、日本本土の考え方、日本の文化としての武道・武術の勝負、それを競技化した一本勝負で勝つことができるでしょう。しかし今は、競技で言うところのポイント制ルール、ヨーロッパからの逆輸入ルールと言われるものが、私たち空手家のメジャーなルールと言って良いでしょう。ならば、そのルールで勝つためには、ヨーロッパを基とした世界の空手を私たちは真剣に学ばなければ、そのルールにおいての競技では、勝ちを得られないでしょう。

しかしながら、私は、日本本土の考え方、日本の文化としての武道・武術の勝負の応用で、ポイント制ルールに挑むのが我々日本人としての誇りであり、本物の空手を身に付けることにより、それが可能であると考えています。この考え方は、決して強要するものではなく、それぞれの方々、千差万別であって当たり前だと思います。我々松濤館流派の特徴は、受け技のほとんどに攻撃の意味が内包されています。これは、同じ伝統空手各派でも他には観られない特徴です。と、前話でご説明しました。そしてもう一つの特徴が、…です。これは、…。先日、フルコンタクト空手を代表するある流派の道場を見学する機会に恵まれました。その先生は、とても優秀な指導者であることを感じました。我々松濤館と剛柔流の基本的な考え方を元に構成された稽古メニューでしたが、残念であったのは、我々松濤館の考え方は消えていて形(かたち)だけが残っていると感じましたが、剛柔流の考え方と独自の理論があり、又、我々松濤館のスピリッツが残っているようで、すばらしい稽古を見学させていただくことができました。

さて、ここで“技の居着き”のお話です。なぜここまで長々と違うお話をしたのでしょうか。それは、我々松濤館の考え方が、ポイント制ルールに非常に向いており、技の居着きが起こらない体の使い方をしているからです。我々の技は、ミサイルのように敵の急所を目がけ、追いかけて行くことができます。しかし、万が一はずれたら次の動きが瞬時にできます。それは、…。ということです。その為には、…。ということで、“技の居着き”が起こらない訳です。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.454、2008年4月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)

特別編 第40話につづく。
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テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ

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