空手の指導アルバイト・スタッフ急募 !!2010-01-01 Fri 00:00
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月刊空手道連載用 特別編 第41話 ゆっくり早く2008-04-15 Tue 00:35
皆さんは、ゆっくり早くってわけわかんねーよ。と、言われることと思います。しかし、勝負においてのスピードは実際のスピードとは違い、敵にとって速く感じるか否かであり、それに反応し対処できるものなのかが、問題となります。まず第一に、自分よりより遠くで動く物に対しては、あまりスピードを感じるものではありません。極端な例をあげますと、空高く飛行している飛行機は、もの凄いスピードで飛んでいるはずですが、手が届けば、簡単に捕まえられるくらいゆっくり移動しているようにしか見えません。
第二に、近くても自分の周りをちょろちょろ動いているものは、比較的簡単に捕まえることができるでしょう。例えば、二人一組になり、突きを極める目標が敵の顔と想定し、その敵の顔に見立てた物を、手の届く距離からあまりスピードを入れずに自分の周りに近づけてもらい、それを突いてみます。簡単に上段突きを極めれたのではないでしょうか。次に、それをおなじように真っ直ぐ自分の顔面目がけて近づけてもらい、それを突いてみましょう。どうでしたか。突きを入れるどころか、自分の顔面にその敵の顔に見立てた物がぶつかってしまいませんでしたか。そうなんです。自分に目がけて真っ直ぐ向かってくる物は、自分にとっては、とても速くて捕らえにくいものなのです。 敵の顔面めがけて、真っ直ぐ頭(顔)から突っ込んで行った方が意外に殴られないもので、怖がって斜めに突っ込んだり顔をそむけながら突っ込むと、実は、敵にとって非常に殴りやすい状況を作ってしまう結果になるのです。 人間は、ゆっくり動く物にはゆっくり反応し、速く動く物には当然速く反応します。つまり、ゆっくり近づき速く攻撃すれば、敵にとって非常に速い攻撃になり、且つ、攻撃は真っ直ぐが、より速い。ということになるでしょう。 では次に、科学的に証明された事実なのですが、人間が目で物を捕らえて体が反応するまでのタイムは、0.1秒以上かかるそうです。空手技術開発プロジェクトの第一話の二次有効ゾーン。つまり、手を伸ばせば届く距離から、その手で攻撃を行うと、大抵は0.1秒かかりません。つまり、手を伸ばせば届く距離までゆっくり間合いを詰めることができれば、確実に敵に攻撃をかわされずに極めることができる。と言うことになります。この事実により、いかに前の手や足を有効に使うかが、敵にとって速く確実に極まる技を出す結果になる。ということが明確になったのではないでしょうか。 もう一つ、非常に重要なことがあります。それは、スピードを出そうとすれば良いとはかぎらない。ということです。スピードを出そうとするあまりに、力みにつながったり、技の起こりがバレバレになってしまう可能性があるからです。もっと分かり易く言いますと、モーションが付いてしまう。更に分かり易い説明をしますと、よっこらしょ。と、技を出さないように。と言うことで、どんなにスピードがある技が出せたとしても、実際には、とても遅い攻撃になり、簡単によけることができます。逆に、ゆっくり動くことで、敵に技の起こりを感じさせず、敵にとっては、速い攻撃技につながることもあるでしょう。 私はよく生徒達に・・・と、指導します。 つまり・・・することで、私の言う、ゆっくり速く。は、可能となるのです。 (イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.456、2008年6月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。) 特別編 第42話につづく。 |
月刊空手道連載用 特別編 第40話 力の強弱・体の伸縮・技の緩急2008-03-10 Mon 13:52
我々伝統空手の松涛館流派では、形の三要素と言われる重要な要素があります。それが、力の強弱・体の伸縮・技の緩急です。
前話で、ある剛柔流の先生のお言葉で、剛柔流は敵に触れてからが勝負です。というお話をお聞きし、御指導いただいたことがあります。と書きました。そこで、ご理解がより深まりますようにもう少し剛柔流と松濤館流の違いと、形についてのお話をさせていただきたいと思います。 空手は中国拳法の影響を受けている。或いは、流れを汲む。と言われています。剛柔流は中国拳法で言うところの南派で、小舟の上の足場の悪い近間で戦っていたものである。と云われ、松濤館流は、中国拳法で言うところの北派で、馬賊が馬に乗り、激しく動き回りながら戦っていた。と云われています。これらの歴史から、当然、剛柔流は間合いが近く、敵に触れてからが勝負。と言うことの理解ができます。松濤館は間合いが遠く、敵に触れた時には、その敵は倒れている。というような技がほとんどです。と言うことのご理解もいただけたことでしょう。我々松濤館流派にとっては、剛柔流は、その指導を受ければ受ける程、全く正反対の空手。といった感覚を受けます。実は、これらの特徴がそのまま受け継がれているものが、形なのです。 形は、先人達が幾多の戦いの中からあみ出した技の記憶装置。技の宝箱。と言ったところでしょう。また、この形文化は、東洋文化の最大の特徴とも言えるのではないでしょうか。つまり、我々空手家にとって、この空手の形を理解し修得することが必須であることは、火を見るより明らかです。幸い、我々伝統空手各派においては、100種類以上の形が脈々と受け継がれています。そして現在の世界ルールでは、この形種目の団体形競技は、分解組手が採用されていることは、我々にとって非常に有益である。と言えるでしょう。 この形と言うものは、もの凄いものです。それは、形の中の一つの技の解釈、形の分解組手は1種類ではない。ということで、幾通りもの解釈ができるのです。この東洋文化の最大の特徴とも言える形の素晴らしさは、我々空手家にとって先人達に感謝すべきことであり、また、非常にワクワクすることでもあります。 そこで、我々松涛館流派の形の三要素と言われる重要な要素である、力の強弱・体の伸縮・技の緩急とは、いったいどのようにすれば良いのでしょうか。また、どうすればこれが空手の技術開発につながるのでしょうか。それは、…して、戦うわけです。 力の強弱とは、力を入れたり、抜いたり。体の伸縮とは、伸びたり、縮んだり。技の緩急とは、スピードを入れたり、ゆっくりやったり。…です。 (イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.455、2008年5月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。) 特別編 第41話につづく。 |
月刊空手道連載用 特別編 第39話 武器を作る。NO.3(技の居着き)2008-02-27 Wed 14:19
普通“居着き”と言うと、体がその場に居着くことを言います。“居着き”が起きてしまうと、敵にとって最大のチャンスとなります。通常この居着きを起こさせる技を考えるものですが、今回は、この居着きが起こらない為には、どうすべきかのお話をしたいと思います。では、空手で直接武器となる手や足による技の居着きのお話です。
ある剛柔流の先生のお言葉で、剛柔流は敵に触れてからが勝負です。というお話をお聞きし、御指導いただいたことがあります。現代社会にあって、今や四大流派全ての講習を受ける機会に恵まれています。逆に言いますと、我々空手指導者は、この義務講習が必須になっています。 三戦立ちになり両手を内受け(全空連外受け)に構えて、この剛柔流の先生に内受けの腕を引っぱられると体が引っぱられて移動してしまいます。逆にその先生に構えてもらい腕を引っぱっても、やはりこちらが動いて体が移動してしまうのです。前々話の、はつり職人さんのお話と一緒で、やはり昔から餅屋は餅屋と言うように、物事にはそれぞれの専門があり、その道のスペシャリストにその道で勝とうなど土台無理な話なのです。我々が勝てるとすれば、日本本土の考え方、日本の文化としての武道・武術の勝負、それを競技化した一本勝負で勝つことができるでしょう。しかし今は、競技で言うところのポイント制ルール、ヨーロッパからの逆輸入ルールと言われるものが、私たち空手家のメジャーなルールと言って良いでしょう。ならば、そのルールで勝つためには、ヨーロッパを基とした世界の空手を私たちは真剣に学ばなければ、そのルールにおいての競技では、勝ちを得られないでしょう。 しかしながら、私は、日本本土の考え方、日本の文化としての武道・武術の勝負の応用で、ポイント制ルールに挑むのが我々日本人としての誇りであり、本物の空手を身に付けることにより、それが可能であると考えています。この考え方は、決して強要するものではなく、それぞれの方々、千差万別であって当たり前だと思います。我々松濤館流派の特徴は、受け技のほとんどに攻撃の意味が内包されています。これは、同じ伝統空手各派でも他には観られない特徴です。と、前話でご説明しました。そしてもう一つの特徴が、…です。これは、…。先日、フルコンタクト空手を代表するある流派の道場を見学する機会に恵まれました。その先生は、とても優秀な指導者であることを感じました。我々松濤館と剛柔流の基本的な考え方を元に構成された稽古メニューでしたが、残念であったのは、我々松濤館の考え方は消えていて形(かたち)だけが残っていると感じましたが、剛柔流の考え方と独自の理論があり、又、我々松濤館のスピリッツが残っているようで、すばらしい稽古を見学させていただくことができました。 さて、ここで“技の居着き”のお話です。なぜここまで長々と違うお話をしたのでしょうか。それは、我々松濤館の考え方が、ポイント制ルールに非常に向いており、技の居着きが起こらない体の使い方をしているからです。我々の技は、ミサイルのように敵の急所を目がけ、追いかけて行くことができます。しかし、万が一はずれたら次の動きが瞬時にできます。それは、…。ということです。その為には、…。ということで、“技の居着き”が起こらない訳です。 (イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.454、2008年4月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。) 特別編 第40話につづく。 |
第3話 敵をヘナヘナにしてしまう術2004-04-01 Thu 00:00
まず、相手と向かい合う時に、正中線(人間をまわる“こま”にたとえると、芯のところ。字の如く正しい真ん中の線。)を、両手で押さえるように構えます。
そのまま、前に出ます。相手が攻撃して来た場合、自分の構えた手を少しだけ動かして(受けて)あげれば、相手の攻撃の方向がずれ、抜けてゆきます。 これをしつつ、どんどん前へ出続けます。 すると相手は、出す技すべてを次々と封じ込められらてしまう為、どんどんさがって押され続けてしまいます。 やがて相手は、まさに手も足も出ない状態になり、ヘナヘナと、気を抜き取られた様になってしまうのです。 私は、この状態を1種の催眠状態に近いものではないかと、感じます。催眠とは、暗示にかかった状態です。 出す技すべてを、あまりにも次から次へと押さえ込まれてしまう感覚におちいり、“この相手には、かなわない。”と言う暗示(催眠)をかけられてしまうのです。 これには、いくつかコツがあるのですが、ここでは、割愛させていただき、第4話へいきたいと思います。 第4話に、つづく。 |





