空手の技術研究

月刊空手道にて好評連載中!【空手技術開発プロジェクト】 未だ明かされなかった空手の極意・秘術・奥義が今ここで・・・!

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詳細は、日本拓道会空手連盟のホームページを御覧ください。

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月刊空手道連載用 特別編 第47話 勢いをぶつける、振り、乗り、回転ステップ NO.2

勢いをぶつける、振り、乗り、回転ステップだが、前回の形状記憶の術をイメージしていただき、脱力し、上中下の丹田や重心の支点を利用し、片足を投げ出した後、形状記憶させることで推進力を得たり、軸足を脱力し進行方向への推進力を更に高めます。あるいは、床に対しピポットターン的に片足を差し出します。次に、脱力により体の急速落下が始まります。重心の支点や上中下の丹田が作用し、つっかえ棒の足とは逆方向に体が飛んで行きます。次の重心の支点や上中下の丹田の作用を利用し、足を置いたり、また次のステップやリズムや、つっかえ棒の足を差し出します。これらの連動する動きの中で、運足や転身が行われます。その動きの中には、腰の切り替え・回転や、足のスイッチ・切り返しなどの様々な要素が取り込まれ、全く敵が予想もつかない、身体操作・位置取り・動きとなるのです。技は、これらの動きの中で自然に繰り出されます。

これに加え、四方八方への体の振りや、その3次元への手足の振り、また、下からかちあげるような動作や、敵に乗りかかってしまうような体の使い方などを行うことで、更に進化した空手の動きとなります。そして、もう少し書き加えたい動きがあります。それは、左構えで動くと人間の自然な動きの中で、…して行く傾向があり、右構えで動くと、…して行く傾向がある。ということで、その、自然な動きをうまく利用できると、相当な動きができるようになることでしょう。また、追い突きは、胸側方向に。逆突きは背中側方向に回転力を得られる傾向も、感じています。分かり易い説明を致しますと、昔の稽古方法で逆突き刻み突きの連続技を繰り返し、左構えの時は自然と右回り。右構えの時は自然と左回り。となるものがあったことを、記憶しています。空手の研究を重ねていると、意外な人間の動きに気が付かされるものです。


(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.467、2009年5月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)

第48話につづく。

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月刊空手道連載用 特別編 第46話 勢いをぶつける、振り、乗り、回転ステップ NO.1

空手の勝負では、得てして勢いに乗った方が勝つものである。勢いに乗るとは、いろいろな要素があるが、今回は動きの勢いで説明してみよう。競技で言うと縦横無尽に動き回れ、コートの端から端まで瞬間移動やワープするかの如く瞬時に移動できた方が、当然、有利である。実際に移動しなくとも、それができるということは自信と余裕を生む。

いつも指導で、生徒達に声を掛ける。右に行ったら左、左に行ったら右、斜めもあるぞ。右手の次は左手、左手の次は右手、手行ったら足、足行ったら手、リズムを変えろ、間を変えろ。スピードを変えろ。上段行ったら、中段、中段行ったら上段、下段もあるぞ。等。
先を取って瞬時にタイミングを外す。敵の予知できぬ動きで、予知できぬタイミングで、予知せぬ場所へ瞬間移動・ワープする。敵は、気が付いたら倒されている。壁まで飛ばされている。これは、間合いと、角度、タイミング、体の使い方で、可能となる。
動いている敵の急所の一点を狙って攻撃する。ならば、…れば勝ちである。それは武道・武術の真剣勝負であろうが、競技の真剣勝負であろうがいっしょである。なぜならば、…のだ。つまり、…だけ極めれば勝ちなのである。

さてここで本題に入る前に、まずは、過去に書いた以下文章をもう一度思い出していただこう。
2次元ではなく、3次元に自在に体を動かすことができた方が、敵に対し、体の使い方としては確実に優位に立つということが言えるでしょう。
では、このような3次元の動きをするためには、なにをどうすれば良いのでしょうか。それは、まず第一に体を柔らかく使う。と言うことですが、得に足腰のうちの、足首・膝・股関節そして、腰。また、お腹・胸・背中・肩・首と、人間の体で言うところの体幹を、まずは、柔らかく使えれば良いでしょう。
実は、非常に重要なポイントがあります。それは、…していきます。
宮本武蔵が、五輪書で、「我が兵法では、足づかいで変わったことはしない。普通に道を歩くようにするだけである。」と、言っているのは、将に、このような人間の体の自然な動きが重要である。という意味合いも含むものと、私は感じるのです。
では、これらのことをふまえ、これまで書かせていただいてきました文章に新たな説明を加え、今回の本題に入ろう。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.464、2009年2月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)


第47話につづく。

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月刊空手道連載用 特別編 第45話 形状記憶の術

空手の攻防には、体の伸縮が必ず伴う。攻撃時には、体全体が伸びる。防御時には、縮む。いつでも攻防の展開が図れるよう常に程良く体を縮めておかなければならない。しかし、過ぎたるは及ばざるがごとしで、あまり縮みすぎても良くない。例外として、我々松濤館の受け技には、全てと言って良いくらいに攻撃の意味が内包されている。こういうときは受け極め一致で、受け技がそのまま攻撃技として、相手は既に倒れている。第40話にて、剛柔流は敵に触れてからが勝負であることに対して、松濤館は、敵に触れたときには敵は既に倒れている。と説明させていただいた部分である。

どちらにせよ、受け極め一致で体が伸びて技が極められるように常に体は程良く縮めておく必要がある。コツは、・・・である。やはり、これも例外があり、伸びて受けを極めて、伸びて攻撃を極めるときも多々ある。しかし、自由組み手ともなれば、基本→応用→変化にて、何でも有りである。いつ如何なる時にでも、びゅんびゅんと技が繰り出せ、変幻自在であることが求められる。その為に必要な要素が、私は、体の・・・や、体の・・・や、・・・、であると思っている。いわゆるムチ身などといった、柔道で言うところの粘り腰である。どんなに投げや足払いをくらっても、ぐにょ〜と粘り、絶対に倒れない。私はこの粘りや技の幅のことを、“動きの幅”とも呼ぶ。

ウエートトレーニングでも同じようなことが起こる。柔軟運動(ストレッチなど)にしてもまた同じである。稽古不足・練習不足の時は、この幅が非常に狭くなり、極端な表現で言うと、カッキン、コッキン、カッキン、と、とても固い動きとなり、すぐにふらついたり倒れたりしてしまう。
空手の形や組手でも全くその通りで、極めが分散し、ビュン、ピタ、バシン、と極まらない。トレーニングや柔軟運動(ストレッチなど)では、すぐに限界が来てしまい、それ以上どうにもならない。日々稽古や練習ができているときは、限界だと感じてからずっと先が本当の限界になる。または、いくらでも続き、限界って何?となる。

そしてやがては、何をやっても、ここまで達さなければ気が済まなくなる。また、それがくせになる。
人間は、くせになる生き物である。皆さんは、ぜひ、良いくせをつけて下さい。パチンコをやる人は、いつもパチンコをやらなければいられない。お酒を飲む人は、いつもお酒を飲まなければいられなくなる。それが高じると益々お酒を飲むようになり、そのうち、手が震えアルコール中毒になっている。前科26犯などの泥棒さんがいる。他人の物を盗まなければいられなくなってしまっている。
きっと、いつも勉強している人は、勉強しなければいられない。勉強中毒になっていて、とても頭の良い人になっているでしょう。

本題からそれてしまいましたので、お話を戻し・・・つまり形状記憶の術とは、いつ如何なる時にでも、・・・絶対に崩されない体の使い方の術である。ということです。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.462、2008年12月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)


第46話につづく。

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月刊空手道連載用 特別編 第44話 あきらめない者が目標を成し遂げる。& 強くなる稽古方法。

あきらめない者が目標を成し遂げる。勝つまで戦い続ければ良い。負けてあきらめるから敗北で終わり、そこから先は消えて無くなり永遠とやって来ないのである。勝つまでの過程を体に刻み込む。どうしたら勝てるのかを考える。創意工夫する。やってみる。実行・反省・改善の繰り返しだ。いずれ、勝つのがあたりまえになる。勝ちが身に付いたのである。体得したということ。
あとは継続は力なり。である。

夢はきっと叶う。あきらめない。と決めたときに、その夢は叶ったようなものである。本当にあきらめないでコツコツと努力する。一生修行である。しかし、その修行を楽しまなければ面白くない。苦しいとき、楽しいとき、一人で悩み苦しむとき、仲間と切磋琢磨するとき、緊張、挫折、達成、喜び、悲しみ、失敗、成功、全てが肥やしとなり、人間は成長する。

常に何かに挑戦すべきである。天才は歴史に学び、凡才は経験に学ぶ。と聞いたことがある。しかし、本当の意味で理解できることとは、自分が体験したことだけだと私は思う。だから、たくさんの経験を積むべきである。世の中の成功者は、失敗の数の多い人でもあると信じている。若い者には旅をさせろ。苦労を買ってでもせよ。などといわれている。全くその通りで必ずや成功の数も増え、夢や目標を成し遂げる。

空手は修行の道である。大いに楽しみ思いっきり突き進め。幅が広く、奥も深く、やりがいがある。一生、死ぬまで続けられる。小手先の技術に走ってはならない。常に王道を行け。空手という王道を行け。と、次代へと伝えたい。

私の生きる限りは、空手は一生修行の道。と思っている。皆様には、私の良いところだけ学んで欲しい。私が死ねば、残った組織は、ひき継ぎたければその者が引き継げば良い。引き継ぐ者がいなければ消えて無くなる。生きている間は、精一杯空手の修行を楽しもうと思う。できれば、後継者と言われるくらいの肝が据わった空手家が育って欲しい。今の若者に期待して良いものであろうか。生きているうちに私の弟子と言える若者が現れてほしいものである。いや、絶対に育て上げるまで私はあきらめない。絶対に死なない。人間は弱い。さぼりたい。逃げたい。恐い。休みたい。だから、強くなろうと努力する。私もそのような、空手を愛する普通の人間である。

野生の世界では、弱そうな者から先に、ぱくり。と食べられてしまいます。稽古中に、疲れた。痛い。暑い。寒い。眠い。かゆい。などと、弱音を吐いてはいけません。弱そうな者から先に、やられてしまいます。・・・いる選手が、優勝するでしょう。それは、・・・から。弱い者は、・・・しています。・・・。
皆さん、日々の稽古は・・・積みましょう。きっと強くなることでしょう。

今回も、考え方のお話になってしまいましたが、技術開発につながるものとしてお役立ていただけましたら、幸いです。



(イメージ図及び、…の部分の説明をご覧になりたい方は、“月刊空手道”VOL.460、2008年10月号の連載記事、“空手技術開発プロジェクト”を、ご覧ください。)

第45話につづく。

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